地球と未来の環境基金(EFF)は2000年の設立以来、少しでも多くの森林を次世代に残すことをテーマに活動を続けてきました。
森林は人間の生存基盤であり、また地球全体の気候安定や水源涵養の役割を担う、あらゆる生物の生存基盤でもあります。EFFは豊かな森林を守ることが持続可能な社会の実現に繋がると考え、そのために以下の4つの事業を軸に活動を続けています。
EFFではこれまで企業の方々からのご寄附や助成金により、植林や間伐活動などの森林保全活動を実施してきました。
各地域によって異なる森林環境を理解し、より現場に即した保全活動を実施するため、各地域の森林組合、活動を支援してくださる企業や地域の団体、市民ボランティアなど様々な方々をステイクホルダーとした実行委員会を設立し、活動方針を協議しながら地域に根付いた森林保護活動を実践しています。
木材使用量の低減を図るため、EFFでは木材に替わる紙原料・「バガス」の利用を提案しています。
「バガス」は砂糖を搾った後のさとうきびの残渣のこと。製糖工場からでる廃棄物ですが、紙の原料として活用すれば立派な紙や紙製品に生まれ変わります。EFFは学園祭などでこの「バガス」の紙皿(バガスモールド)の利用促進を図り、イベントのエコ化を推進しています。