2005年からブラジルのパラ州べネビーデスにおいて環境教育のための植林活動を開始、2008年からはサンタ・バルバラにおけるアグロフォレストリーの実践活動を行っています。
タイではナーン県における棚田作りや2010年から開始したチェンマイ県山岳地方における自然農法による食糧自給の指導を通じて、森林を伐らずに生活の糧を得る方法を提案しています。
インドネシアでは、2007年よりカリマンタン島の各地において、森林火災や違法伐採により劣化した森林を回復させるため、現地NGOが実施する植林活動への支援を行っています。
タイは熱帯諸国の中でも森林被覆率の少ない国の一つであり、水源地帯である北部山岳地域でも年々森林減少による環境の劣化が進んでいます。その理由には人口増加による都市化、宅地化、プランテーションの拡大、不法伐採などがあげられますが、山岳民族の移動耕作による焼畑も大きな原因の
一つとされています。
EFFでは、現地NGO・ラックスタイ財団と共に、北部山岳地域に暮らす人々が焼畑の頻度を減らしても生活の糧となる食料や収入源となる一次産品が確保できるよう、様々な村づくりのプロジェクトを支援しながら、持続可能な農林業が
広がることを目指し活動を行っています。
※このプロジェクトは終了しました※
「地球の肺」と呼ばれるアマゾンの広大な熱帯林。この地域の深刻な森林破壊は地球温暖化にも深く関わっており、私たちの生活にも無縁な話ではありません。
EFFでは、文字通り「地球の未来」に豊かな緑を残すため、現地NGO・ASFLOLA(アマゾン森林友の協会)と共にベレン市近郊のサンタバルバラで2008 年より「アグロフォレストリー」の導入支援を開始し、荒廃・消失した森林の回復に貢献しながら定住型で持続可能な農業を行えるモデルづくりに取り組んでいます。また、それと同時に子どもたちへの環境教育も行い、森の機能や重要性を伝え森林を守ることへの理解を深めながら活動を行っています。
1万7000以上の島々から成る島嶼国インドネシアは、世界でも有数の熱帯林保有国です。しかしここ数十年の間に、様々な要因によりそのほとんどの熱帯林が伐採され、地域住民や野生生物などに深刻な影響を与えているだけでなく、CO2排出量の増大など地球環境全体にとっても大きな問題となっています。
EFFでは、2007年から絶滅危惧種を多く抱えるカリマンタン島で熱帯林を少しでも再生 できるよう現地のNGOの活動をサポートし植林活動の推進に取り組んでいます。
※このプロジェクトは終了しました※