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活動報告

ブラジル

2010年活動報告

今年度は、前年と同じベレン市郊外のサンタ・バルバラ郡内にある入植地(エスペジット・リベイロ入植地)で、5農家(アリマテウア氏、ロマーナ氏、ハイムンド氏、ルッシアーナ氏、シレーネ氏)において森林農業支援(アグロフォレストリー型植林)を実施し、計1.23ヘクタールに8,197本の苗を植付ました。また、水源を確保するため、入植地内の水源地帯で、伐採後放置されている場所(0.39ヘクタール)において昨年同様、「キッズ植樹祭」を開催し計320人の地元住民、子どもたちの参加により7,000本の苗木を植樹しました。

キッズ植樹祭の様子

キッズ植樹祭の様子
沢山の住民・こども達が参加してくれました

笑顔がかわいい子どもたち

笑顔がかわいい子どもたち
楽しんで参加してくれています。

「森の劇」の様子

環境教育プログラム「森の劇」の一部

エスペジット・リベイロ入植地での実施は、昨年に引き続き2年目となり、今年は本プロジェクト参加希望者が、予定数の倍に達したため、農民で組織される組合の抽選で選ばれた5農家での実施となりました。

今回の実施場所も、昨年と同様いずれも森林地を焼畑にしたり、すでに何度か焼畑を繰り返した、地力の乏しいラトソル土壌でした。そのため、鶏糞入りの有機質肥料をメインに、化学肥料も必要に応じて供給しながら、2月~7月にバナナ、パイナップル、アセローラ、パパイヤなどの果樹や、アサイ椰子、インガ、ジャトバ、フレイジョ、ブラジルナッツなどの樹木を植え、トウモロコシや西瓜など野菜の種子も提供しました。

搬入される苗木

搬入される苗木

ハイムンドの畑

ハイムンドの畑
中央の椰子の下は、カボチャが育っている

供給した鶏糞堆肥とアリマテウア

供給した鶏糞堆肥とアリマテウア(右)

苗を植えつけた畑

苗を植えつけた畑。
畑の持ち主であるロマーナ(右)と夫

ハイムンド氏(左)と農業指導する技師

ハイムンド氏(左)と農業指導する技師

木を切ってしまった入植者の耕地

あっという間に木を切ってしまった入植者の耕地。
(来年、本プロジェクトに参加予定)

エスペジット・リベイロの入植者数は、2009年初めの36家族から、占有者の入れ替わりなどもあるももの、2010年末には52家族に増加しました。
土地の権利を確保するため、入植者の農民で結成する「エスペジット・リベイロ入植地環境農業農民協会」では、その名の通り環境に配慮した農業を目標としており、各戸に割り当てられた約10ヘクタールの内、森林地を80%残すことを掲げていますが、この2年間ですでにそのリミットを超えてしまった農民も少なくありません。

その要因としては、丸太などの林産物を売る事により手っ取り早く現金収入を得たいといった考えや、余力ある限り皆伐して焼畑農業をしよう思いがあることが挙げられ、森林を活かした農業(アグロフォレストリー)を理解してもらう事は、とても根気を要する状況です。
しかしながら、参加希望者が増えるなど、僅かながらではありますが本プロジェクト森林を活かした農業への理解は進んでおり、EFFでは来年も引き続き、現地NGOAsfloraと連携し、より経済的な成果を示せる方法も検討しながら、アグロフォレストリー農業の普及・啓発と、子供たちへの環境教育活動を展開していきたいと思っています。

2010年度活動実績一覧

1. キッズ植樹祭
実施時期 10年4月24日
~6月11日
10年12月23日 備考
作業内容 植付面積
植付本数
3,000m²
6,000本
900m²
1,000本
0.39ha
7,000本
イベー、アサイ、セードロ、ファーバ、フレイジョ、タンボリ、モギノ、その他
参加者数 地元
他市
95人
5人
160人
30人
285人
35人
地元学校生徒、入植者及び子弟、協力者他
実施場所 ブラジル国パラ州サンタバルバラ群エスペジット・リベイロ入植地
カウンターパート Associaçáo dos Trabalhadores Rurais Agro-ecolgica Assentamento Expedito Ribeiro / Asfrola(アマゾン森林友の協会)
2. 森林再生型農業
実施時期 1. Augustino
09年2~5月
2. Conceicao
09年2~5月
3. Francisca
09年2~5月
4. 共有地
09年4~6月
5. 共有地
09年4~6月
備考
作業
内容
植付面積
植付本数
2,500m²
1,699本
2,500m²
1,699本
2,500m²
1,699本
2,475m²
1,652本
2,304m²
1,538本
1.228 ha
8,197本
植付苗 トウモロコシ、マメ、米、西瓜、カボチャ、パイナップル、アサイ、ププーニャ、バナナ、パパイヤ、クプアスー、ガジュー、ランブータン、マンゴスチン、ゴヤバ、カカオ、アンジローバ、マホガニー、インガ、ジャトバ、フレイジョ、ブラジルナッツ、オレンジ、レモン、パンの木、タンジェリン、胡椒、マルメーロ等
参加
者数
地元
他市
3人
2人
3人
2人
4人
2人
2人
2人
4人
2人
16人
10人
延べ人数ではない。
実施場所 ブラジル国パラ州サンタバルバラ群エスペジット・リベイロ入植地

本活動には、"家電エコポイント"と"アメリカン・エキスプレス「メンバーシップ・リワード®」"
によるご寄附を活用させて頂きました。たくさんの御支援ありがとうございました。

家電エコポイント

  • 寄附総額:100,193円(団体指定寄附:70,414円、均等配分寄附:29,779円/2010年4月30日現在)
  • 活用方法:苗木代(400本分)

アメリカン・エキスプレス「メンバーシップ・リワード®」

  • 寄附総額:169,500円(2010年9月~12月)
  • 活用方法:苗木代(678本分)

今回のご寄附は、ブラジル・アマゾン地域において、4月~6月および12月に実施された7,000本の植樹活動の一部として活用させて頂きました。この植樹活動は、「キッズ植樹祭」と題して開催し、植樹だけでなく現地の子供達に森の機能や重要性を伝える環境教育も行なっています。
本活動を通じて、熱帯林を再生につながる植樹を実施すると共に、より多くの子ども達が森や自然の大切さについて学ぶ機会を提供することができました。途上国における森林の再生は、子ども達を含む地域住民の森林を始めとする環境保全への理解が、一つの大きな鍵となります。今後とも、皆さまの温かいご支援をお願いします。