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活動報告

広島県 竹原市

2014年度活動報告

例年よりも少し早い 3 月 14 日実施となった竹原市・市有林 2 年目の植樹活動。当日朝まで小雨が降り続いていましたが、イベント開始頃には奇跡的に太陽が顔を見せ、無事開催に至りました。 今年も開会式は竹原高校放送部が司会を務め、三好副市長にご挨拶いただき、地元竹原高校の生徒、㈱エディオン、アヲハタ㈱、ザ・パック㈱等の企業社員、一般ボランティアの総勢 172 名が参加のもと、約 0.4ha の 場所にスーパーマツ 240 本、オオシマザクラ 240 本、ウバメガシ・モッコク・モチノキ・ネズミモチ各 50 本 の計 680 本を植樹しました。

小さなお子さんもしっかりと植付け

積苗工の上での植樹

172 名参加者全員で

植樹活動後は、4 年目となるオプショナルエコツアーも実施。自然のめぐみいただきますツアーと題し、創業 以来竹原の地で農産物や水など自然の恵みを活かして事業を展開されているアヲハタ株式会社と藤井酒造株 式会社及び有限会社前川酒店にご協力いただき、ジャム作り体験と酒蔵見学・試飲体験の 2 コースで実施した。 各コース参加者約 20 名は、植樹終了後バスで道の駅たけはらと忠海のアヲハタジャムデッキを目指して出発。 酒蔵見学・試飲コースでは、道の駅到着後バスを下車して塩田で栄えた当時の風情が残る町並み保存地区を抜 け、藤井酒造酒蔵交流館へ。交流館では 5 代目蔵元・藤井善行氏に江戸末期創業以来変わらぬ蔵で作られてい る日本酒の製造工程を1つ1つ丁寧に案内いただき、麹のついた米の試食や仕込み中のお酒の香りを嗅ぎ五感 を使ってその工程を学びました。

麹のついたお米を試食

発酵の進むタンクをのぞく

蔵元一押しのお酒を堪能

参加者待望の試飲では、始めに仕込みとして使われている竹原の地下水を味わい、その後出来立てのみそ焼き や魚の煮付けといったおつまみと共に、蔵元自ら選んだ 5 種類の日本酒を堪能しました。また、昨年好評だったジャム作り体験では今年も瀬戸内産のかんきつ類を原料にマーマレードジャムを作り、おみやげとして愛情込めて作ったジャムを持ち帰りました。10年を超え継続してきた当地での活動は、2004年開始以来ご尽力いた だいた芸南森林組合の尾三中央森林組合への統合や、森林火災跡地での植樹可能なエリア選定も含め一区切りの段階を迎えているため、新たなステージに向けて森林組合はじめ実行委員会メンバーとともに当地のニーズに基づいた中長期での展開を協議・検討していきたいと考えています。