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活動報告

岩手県 西和賀町

2013年度活動報告

2013年3月から開始した埼玉県飯能市の活動は、『里地・平地林再生事業の実施に関する協定書』に基づき、埼玉県・森林所有者・EFFとで3者協定を締結し平成31年まで継続して森林保全活動を行っていく事となり、今年度は、草刈
(9月)、間伐(11月)、植林(3月)を実施しました。

暑さに負けず長柄鎌で草に挑む

1.草刈

残暑の続く9月28日(土)、集まった有志15名で昨年3月に植樹した場所で苗木の生育を助けるために、手鎌での草刈を実施しました。長柄鎌を使い約1時間程度で草刈を終えその後は参加者全員で、自家製野菜や地元の生肉工場で作られたソーセージなど持ち寄った食材でBBQを行い、汗を流しながら夏の活動を楽しみました。

2.間伐

人工林の健全な生育のために重要な間伐。埼玉では初めての間伐体験イベントの実施であったため、11月上旬に一般ボランティアのリーダーとなる有志を対象に、地元の林業会社㈱フォレスト萩原にご協力いただき、講習会をおこないました。参加した有志6名は間伐の手順、方法について1つ1つ丁寧に指導いただき本番に備えました。
そして、11月30日イベント本番。初めて森林整備ボランティアに参加したという女子も多く、24名の参加者が集まりました。講習会に引き続き、今回も㈱フォレスト萩原にご協力いただいて3グループに分かれ21本を伐採しました。講師・リーダー指導の下、木が倒れるダイナミックな場面では驚きの声が何度も上がりました。
その後、フォレストさんのご厚意で用意いただいた昼食のすいとん汁で心も体も温まり、切った材で薪割り体験も行いました。短い時間ではありましたが、間伐や薪割りの共同の作業で参加者同士の輪もできて、林業の大変さや楽しさの一端を感じられる機会となりました。

あともう少し!みんなでその瞬間を見守る

  切った材でつくった薪とともに笑顔の一枚

食害対策で苗木には白いネットを被せる

3.植樹

当初、2月に昨年同様の場所で植樹を予定していた活動は、2度にわたる想定外の大雪により中止となったため、3月22日にスタッフ、ボランティア有志、講師の計10名のみでコナラ20本、スダジイ10本、トチノキ10本、クリ10本の
合計50本を植樹しました。
今年度、埼玉県の整地整備・苗木提供などの支援はじめ、
地元林業会社、ボランティア有志の協力により、無事に活動を行う事ができました。お力添えいただいた各所に感謝申し上げますと共に、次年度以降も、都市近郊の立地・地元の資源を活かして、楽しみながら森に触れる機会をつくれる様、取り組んでいきたいと思います。