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活動報告

岩手県 西和賀町

2015年度活動報告

『里地・平地林再生事業の実施に関する協定書』に基づき実施している埼玉県飯能市の活動も4年目となりました。
当初、例年通り草刈・間伐・植樹の活動を予定していましたが、梅雨の雨による林道の荒廃や雨天のため今年は3月に植樹活動のみ実施となりました。


1.植樹

3月12日・今回の参加者は27名。車以外の参加者は朝9時に武蔵横手駅に集合し、その後前日までの雨で足元が若干ぬかるむ中、30分程山道をゆっくり準備運動もかねて登り植樹現場へ到着。
今年の植栽した樹種はコブシ10本、クロモジ10本、クリ10本、ヤマボウシ10本、ナナカマド10本の合計50本。これまでコナラやクヌギ中心に植栽してきたため、同斜面の最終エリアは埼玉県発行「生物多様性の保全に配慮した緑化木選定基準」を参考に花や実のなる木など人も動物も楽しめる樹種を選定しました。
また、今回初めての参加者も多かったのですが、樹種ごとにチームに分かれた後は、みなさん急斜面もものともせずフォレスト萩原のスタッフにご指導いただきながら手際よく50本の植栽と擁護用ネットの設置を終えました。 下山後の昼食には、山の恵みを楽しむをテーマに同地にある「猟師工房」にご協力いただき鹿・猪のジビエBBQを実施しました。焼肉をはじめ鹿肉コロッケ、鹿汁と盛りだくさんな内容で、初めてジビエ肉を食べた参加者も美味しいと一同おなか一杯になるまで山の恵みを満喫できました。
さらには、近隣にある飯能の名産品・西川材の魅力を伝える雑貨&カフェ「kinoca」も訪問し、西川材を使って建てられた心地のいい空間に並べられた木工品などの雑貨をみて様々な木の活用についても触れることができました。 この度ご協力いただいた皆さまに感謝申し上げるとともに、次年度も行政をはじめ、地元企業とも連携を強化しながら継続的に森のことをはじめ当地の魅力や自然の恵みを参加者と楽しく学び、共有できる機会を、活動を通じて展開していきたいと思っています。

まずは植え方と苗木擁護ネット設置の説明

  いざ、実践!!

急斜面でもサクサクと作業を進める皆さん

  ジビエ肉を準備して下さる猟師工房スタッフ

美味しそうなお肉にくぎ付け

  参加者全員で!