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活動報告

ブラジル

2010年活動報告

ベネビーデス市パラープラ・ダ・ビーダ校で学校周辺のアマゾンの熱帯雨林の復元を目指す森づくり活動を実施し、3月に生徒や先生、父兄を中心に地元市役所代表など約300人が参加し52樹種5,100本の苗木を植える植樹祭を開催しました。しかしながら、今年は、例年より大量集中の雨が降り苗木が枯れてしまった場所があったため、植樹地を一部拡張して、追加で1,000本を植樹しました。
今回、植樹のパートナーとなったパラープラ・ダ・ビーダ校では、今から5年前の2006年にも学校周辺の道路沿いで植樹活動を行っています。その時参加した生徒は、すでに卒業してしまっていますが、大きく育ったその森に愛着を持っている子も多く、同校の教頭パトリッシア氏は"この植樹活動が地域環境に貢献でき、生徒に生き物の素晴らしさと大切さを感じさせることができるのが嬉しい。この機会をつくってくれている人たちと神様に感謝したい。"と話しています。
人の成長と同じで森づくりも長い時間がかかりますが、植えた木々は、大地と人の心にしっかりと根付き成長していきます。

植樹祭と環境教育に参加したこどもたちの声

  • 【男子生徒10歳】植樹祭の前にも植えている。木を植えるのは面白い。もっとみんなが木を植えてゆけば、酸素を増やして地球の環境が良くできる。
  • 【女生徒9歳】Asflora森の劇は、今回初めて見た。はじめ、クルピーラが出てきた時はビックリした。マァイ・ナトレーザ(自然の母)が一番好きになった。いろいろ森のことを勉強できた。
  • 【男子生徒11歳】たくさんの木の種を冷蔵庫に入れて保存して、苗木を作っていることが分かった。10のやってはいけないこと(Asflora環境十戒)は、みんなが守らないといけないことだと思う。
キッズ植樹祭の様子

キッズ植樹祭の様子
沢山の住民・こども達が参加してくれました

笑顔がかわいい子どもたち

笑顔がかわいい子どもたち
楽しんで参加してくれています。

「森の劇」の様子

環境教育プログラム「森の劇」の一部

学校の森つくり植樹祭(混植密植方式、当助成事業分)
実施時期 11年3月3日 11年4月30日 備考
作業内容 植付面積
植付本数
2,300m²
5,100本
(460m²)
(1,000本)
(注)補植
0.23 ha
5,100本
イぺー、アサイ、セードロ、インガ、クプアスー、フレイジョ、ジャトバ、モギノ、その他
参加者数 地元
他市
280人
25人
4人
3人
284人
28人
地元学校PTA、市役所職員、アマゾニア農大代表、在ベレン日本総領事館代表、日本から宮脇先生他の植樹団(8名)など
実施場所 ブラジル国パラ州ベネビーデス市パラーブラ・ダ・ビーダ校
カウンターパート ColégioPalavradaVida(パラーブラ・ダ・ビーダ校)
Asfrola(アマゾン森林友の協会)
関連環境教育(自己負担分含む)
実施時期 1.
11年4月29日
2.
11年5月27日
3.
11年8月12日
備考
作業内容 環境教育プログラム
及び植樹
1,000m²
2,200本
0m²
0本
0m²
0本
1,000m²
2,200本
植付種苗 アサイ、ププーニャ、クプアスー、カジュー、カカオ、アンジローバ、マホガニー、インガ、マルパ、イペー、ジャトバ、フレイジョ‐、ブラジルナッ、パンの木、ビローラ等
参加者数 地元
他市
3人
2人
3人
2人
4人
2人
16人
10人
延べ人数ではない。
実施場所 ブラジル国パラ州ベネビーデス市BR街道沿いAIMEX種苗センター