2016年度活動報告
◆千葉県木更津市真里谷「皆登里(みどり)の森」◆
7月25日、EFFのスタッフ1名+ボランティア7名の手で、刈り払い機8台、ノコギリ、剪定バサミを使用して下刈と苗木のメンテナンス作業を実施しました。看板後背面は2m程度の雑草や潅木に覆われていましたが、看板右手から奥、及び上部面は背丈4-5mの竹やアカメガシワが密生してました。背丈の違いは、看板後背面は昨年除草していたため2mですんでいるが、右部は倒れた苗木のサプリガードをはずす等のメンテ作業のみで除草、伐木作業をしていなかった差によるものと思われます。
平地部にはもう真竹は生えておらず、一面セイダカアワダチソウが密生していて、その一部を刈り払い、看板後背面のスペースは刈払機で除草、サプリガードに蒔きついた蔓や雑草を除去しました。ジャングル状態の中央部は、ノコギリと刈払い機で伐木しながら前進、苗木以外を皆伐しました。右斜面は苗木に陽があたるよう周りの木や竹を伐採し、陽のあたらない苗木は、枯死はしていないが未だに数十cm程度で、一方では数mに達するものも多くあって差が大きいことを確認して作業を終了しました。
今年の作業はハードでしたが、来年は背丈の低い(1-2m)草刈で済む見込みとなった。また、右側と最上部は一度伐木したほうがいいと思われるため、継続的な草刈を実施する予定です。
◆君津市豊果(ゆたか)の森&かずさの森◆
11月1日(1日目)は、豊果(ゆたか)の森のメンテナンス作業を実施しました。EFFスタッフ3名+ボランティア2名だけの手では、小雨の中の作業だったということもあり、半日で植樹地全体を整備することはできず、翌日に持ち越すこととなりました。平地部は、固いカヤの繁茂が激しく、長柄の刃では負けてしまうため、刈払い機でなければ作業は困難な状況でした。また、依然としてアブラギリの生育も厄介で、ノコギリで伐採して少しずつ前進しなければならず、山ヒルにも注意が必要でした。 苗木は生育良好で結実しているものもあれば、枯死寸前のものもあり、日当たりや土壌の栄養状態が関係すると思われます。
翌日11月2日(2日目)は、前日のかずさの森の作業をボランティア2名が継続、EFFスタッフ2名はかずさの森のメンテナンス作業へ移動。かずさの森の植栽は大変生育良好で、大きいものでは幹の太さ40㎝、樹高6mほどにまで生長していました。ここでは主にアブラギリの伐採作業に専念し、一人50本程度のアブラギリをノコギリで伐倒、太陽の採光をよくし、苗木のさらなる生長を促すように努めました。大きく生長した苗木については、サプリガードの除去も検討しているが、鹿の食害もあるため実際の撤去は慎重に検討していきたいと思っています。