2011年度活動報告
11年目を迎えた植林地において、夏の草刈と秋の雪対策としての支柱たてを実施しました。
7月16日に、背丈以上に伸びたカヤ(イネ科、かやぶき屋根の材料とされる)を、西和賀森づくり隊と5台の刈払い機と自走式草刈機を1台使用して草刈を行いました。当植栽地は2001年に活動を開始しブナ、コナラ、ケヤキを中心に約1200本植樹しましたが、コナラにいたっては背丈が5メートルほどに達していて、今ではちょっとした林を形成しています。ブナとケヤキの生育は、コナラに比べて遅いのが特徴的です。そして10月15日、西和賀森づくり隊にザ・パック株式会社仙台支店の社員有志が加わり、雪に押しつぶされないように支柱立てを行いました。2003年に植えた奥側部において、苗木1本ごとに枝が雪の重さで折れないようにするため支柱を立てて3箇所ほど紐で縛ります。一方、手前側は、よく生育しており積雪以上に伸び、枝も雪の上に出るようになったので支柱は不要となりました。今後は、枝切りをしながら、まっすぐに木々を生長させることを心がけ管理していきたいと考えています。