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活動報告

奈良県 吉野町

2013年度活動報告

2013年11月16日。
奈良県吉野山で毎年恒例の一般市民と協賛企業のボランティアを集めた間伐活動「元気もりもり・MORI in 吉野山」を実施しました。参加者は、町内外から集まった98名。全8班に分け、林業専門家の指導のもと、吉野の山の森林整備に汗を流しました。

活動に何度も参加頂いているベテランボランティアには、例年通り今回も各班のサブリーダーになっていただきました。間伐の作業はまず伐る樹を選び(選木)、倒す方向を決めます。そして、縄を木にかけ、腕の反動で上へ上げて行きます。縄を操るベテランは慣れた手付き。鋸で3分の1程度の切込みを入れた後は、反対側から鋸で切っていき、ある程度のところで縄を引っ張って樹を倒します。

伐採後の材木は、通行車両に気をつけながら、林業研究協議会の指導のもとで活動地に面した道に落とすなどして搬出しました。搬出した材は、そのままユニック車で吉野町内のチップ加工業者へ運搬され、後日、地域通貨と連携させて吉野の間伐材が形を変えて地域循環する仕組みの一部に活用されました。作業終了後には、参加者全員で山が色づく中、豚汁とおにぎりで一息をつき、各々の活動成果について語らい、交流しました。
<実施概要>
間伐予定地1ha(40年生ヒノキの山林) のうち0.6haの山林の20%(約120本)の間伐
<参加者> 98名
ザ・パック㈱、㈱エディオン、㈱シュゼット、吉野中央森林組合、吉野山林業研究会、吉野山自治会、
吉野高校の先生、一般参加の皆様、NPO法人地球と未来の環境基金

手鋸で受け口を作っていく

力を合わせてぐっと!引っ張る

搬出された材をトラックへ

会場の近くも紅葉が美しい

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