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活動報告

沖縄県 恩納村

2014年度活動報告

2009年6月で一旦活動を休止していた沖縄・恩納村での植樹活動ですが、今年度から再開することになりました。植栽地の背景とテーマは、2012年の大型台風で壊滅的な被害を受けた海岸沿いの防風・防潮林の再生です。
前年度から地元の沖縄リサイクル運動市民の会や美砂(ちゅらさ)の会の協力を得ながら準備を進め、恩納村の行政にも支援・協力も得て、2014年6月28日(土)に実施しました。今回の植樹活動にはザ・パック㈱の関東、関西の本社、工場、営業所から18名の社員ボランティアに参加いただきました。
植樹活動前日2014 年6月27日(金)午後は、恩名村役場で事前学習会を開催し、元琉球大学教授の新城和治先生から、沖縄県や恩納村の植物分布の状況や、海岸植生について講義を受けました。そして翌日、植栽活動日は、朝から晴天に恵まれ、地元恩納村役場から池宮城副村長や村の職員も参加下さり、9時からザ・パック㈱の社員ボランティア、地元の沖縄リサイクル運動市民の会や美砂(ちゅらさ)の会の皆さんにもお手伝いいただき、300本(内訳はクサトベラ210本・アダン30本、ハマオモト20本、ハスノハギリ20本、トベラ20本)の苗木を植え付けました。
今年度は日本列島に多数の台風が来襲し、植栽後の7月に2つの超巨大台風が沖縄本島を直撃したことで、苗木の多くが風雨で倒れたり、潮を被って枯死したりするなど被害が発生しました。元々浜辺に植栽することから、一定程度の被害は想定していましたが、まだ根がしっかり着かないうちに台風による風雨と潮に晒されたことで、被害が大きくなってしまいました。
次年度に向けては台風シーズンが終わった時期での植栽を検討し、台風で損壊した防風・防潮林の再生に、地域の方々と共に粘り強く活動を継続したいと思っています。

 

台風で被害を受けた防風・防潮林跡での植樹活動

 

元琉球大教授、新城先生による事前学習会

 

2012年の台風で壊滅した海岸林
青い印の棒が今回植栽した場所

 

炎天下の中での植栽作業、お疲れ様でした!

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