2011年度活動報告
今年度の千葉においては、昨年3月に植えた160本の植栽地の管理から活動を開始しました。6月4日、青年ボランティア団体草の根ムーブメント10人の参加で、苗木の背丈以上に伸びた草を鎌とのこぎりで刈る作業を行います。ここは繁茂した真竹を伐採した跡地のため、いまだ、竹の子が出てきます。竹を増やさないためには新芽を伐っておかなければなりません。それ以降は夏場にかけて3回にわたり草刈と竹の伐採を、スタッフプラス有志5名程にて主として刈払い機を用いて行ないました。
植林は昨年と同時期の3月3日に実施、苗木はヤマザクラ、コナラ、クヌギ併せて150本用意しました。参加者は株式会社トラスト、らでぃっしゅぼーや株式会社、草の根ムーブメントから36人です。事前準備として、植栽予定地に繁茂しているコウゾとマダケを刈り払います(2月28日)。前日には、植栽場所の目印用に農業用の樹脂ポールを立てました。昨年との違いは150cmから210cmに長くしたことと、棒の色を緑から青に変えたことですが、これは、夏の草刈時に苗木の位置がわかるようにとの工夫です。植樹に先立ち、全員で前日刈り払ったコウゾとマダケの片付けを行ないました。また、刈り残しているブッシュはノコギリを使って刈り取り、撤去しました。以上の準備活動の後、それぞれペアになり、ひとりあたり4本を植えました。黒い防草シートで苗木の周りを覆い5本のペグで固定して完了です。要した時間は、整備活動も含め約2時間半でした。現場で調理した昼食を摂って午後2時に活動を終えました。